この記事を書いた日:2022年11月27日(日)午前
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週末は一週間のおさらいと
来週の戦略についてまとめています
こんにちは!ハピケンです
ご訪問頂きありがとうございます
この記事では今週(11/21~11/25)の相場について軽くおさらいした上で、筆者の来週(11/28~12/2)の展望と運用方針を紹介していきます
記事の最後には、筆者が使っているミラートレードの一週間の運用実績(ランキング)も掲載していますのでご興味のある方はご覧ください
あくまで、一個人トレーダーの落書きのようなものですので、真に受けることなく読み物として楽しんでいただければ幸いです
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本記事は筆者の個人的見解を示したものであり、投資判断等に関する助言を行うものではありません。また、本記事の内容が商品・サービス等の仕様等について保証をするものではありません。その他注意事項はページ下部に記載してございます。
1.全体的な分析と戦略
▼最近の流れ
まずは、これまでの流れを軽く振り返りましょう
前々週は、木曜日(11/10)CPIの結果を受けて大幅なドル安で引けていました
前週(11/14~18)は打って変わっておとなしい動きになり、1週間を通して比較的小さな値動きでもみ合う展開になりました
その流れを受けて今週は、各ドルストレートがもみ合いの動きからどのように次の局面に移行していくかに注目していました
結論から言うと、小さなレンジは脱しましたが方向感が出たわけではなく、今のところ一回り大きな範囲でのもみ合うような動きになっています
▼今週のおさらい
下図は今週の各国通貨の強弱チャートです

今週のドル(黄色ライン)は月曜日にやや大きく買われましたが、火曜日水曜日には売りが出てほとんど行って来いの流れでした
米国PMIやFOMC議事録の公表といった材料もありましたが、筆者としては特に気になるような(流れが急激に変わったり、加速したりしそうな)内容というようには感じませんでした
木曜日は感謝祭ということもあり、週後半は控えめな動きになっています
他の通貨に目を移すと、水曜日(11/23)にカナダドル(薄紫色)が大幅に下げています
これは原油相場の下落(EUがロシアの原油に対して価格の上限を設定した)に連れた動きとのことです
また、水曜日(11/23)に0.75%の利上げがあったNZドル(橙色)が、火曜日水曜日と買われています
相場全体をみると、週前半はある程度の上下があったものの、週全体としては方向感が出るような動きにはならず、先週に引き続きもみ合いの展開だったと捉えてよいかと思います
▼ドルインデックス
下図は今年に入ってからのドルインデックスです

これを見る限り、ここから積極的にドルを買っていこうというマインドにはならないように思えます
再びドル買いトレンドに戻るに何か大きなきっかけが必要でしょうね
例えば、米国の指標が大幅にプラス方向の結果になるとか?
現状は11月に入ってからの指標発表等をきっかけに行き過ぎたドル買い(利上げ観測)が落ち着いて一旦反発したような状況ですが、まだ11月の単発的な指標でしかありません
12月の指標が11月の内容を補強するものなのか、否定するものなのか
2か月連続で指標が悪化となれば更なるドル売りの要因となるでしょうし、逆の場合は一旦の底入れということも考えられます
どちらにしても来週は荒れそうな予感です
▼筆者の戦略
筆者個人としては、方向感ない相場や穏やかなトレンド相場は得意とするところなので、本来ならば積極的にトレードをしていきたいところではありますが、来週は感謝祭ブラックフライデー明け、月末月初、重要指標と荒れる可能性も想定されますので、慎重にならざるを得ないと考えています
逆に荒れ相場が得意な方は今からワクワクしているのではないでしょうか
なお、EAやミラトレもチャートだけ見ると稼働させやすい環境だとは思うのですが、やはり来週の動きを警戒してリスクオフでいきたいと考えています
特にナンピン系ストラテジーについては火曜日の夕方から遅くとも水曜日の夕方までにはポジションを整理して稼働停止できるように調整していきたいと考えています
なんだかずっとリスクオフ運用ですし、今後もクリスマス休暇、年末年始を控えて積極的に稼働できる時期が少ないと思うのですが、長い目で見ればこのような運用が一番よいと考えています
今は我慢と自分に言い聞かせています
次は個別の通貨ペアのおさらいと来週の戦略です
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2.ドル円
▽ドル円1時間足

一週間のおさらい
ドル円については前週の小さなレンジ(138-141あたり)から次の局面にどのように移行するかに注目していました
週明けのドル円は先週の小さなレンジを上抜けて142円前半をつけました
しかしながら、火曜日に半値戻し、水曜日には米国PMI等の影響でさらに下げました
結局、先週の小さなレンジの下限あたりで木曜日、金曜日ともみ合う展開になりました

ドル円 来週の展望と戦略
ドル円関係で来週予定されている指標発表は以下のとおりです(間違い、抜けがあるかもしれませんので必ずご自身でも確認してください)
米国
火曜日(11/29) コンファレンスボード消費者信頼感指数
水曜日(11/30) ADP雇用者数、実質GDP(改定値)、中古住宅販売成約指数
木曜日(12/1) 新規失業保険申請件数、PCEデフレータ、ISM製造業景気指数
金曜日(12/2) 雇用統計
▽ドル円日足

今週は先週の小さなレンジより大きな値幅での上下の動きとなりました
現在値はレンジの下限付近にあり、週明けは①このままレンジ内の動きになるか、②下降トレンドの継続となるかに注目したいところ
どちらにしても、来週は大きく荒っぽい値動きになる可能性を警戒しておく必要があると考えています(結果として小さな動きになったとしても、それはそれで問題ないですので)
また、指標発表の内容によっては③急激なドル買いもないとは言い切れません(指標がすごく良かった場合など)
③の可能性は小さいにしても、いつものとおり「予想はしない、想定しておく」です
筆者としては、来週は大きな動きを想定しておくべきだと考えていますし、大きな動きとなった場合にどのように行動するかを検討しておくのが重要だと思っています
筆者は荒れ相場が苦手ですのでリスクオフで運用する予定です
ところで忘れがちですが、もしも急激なドル買いになった場合には日銀の為替介入(による市場心理)も思い出さないといけませんね
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3.ユーロドル
▽ユーロドル1時間足

一週間のおさらい
ユーロドルも週明け早々からドル買いが進みレンジのサポートをブレイクして1.02前半まで下げています
しかし、火曜日水曜日の上昇により結局行って来いの展開になりました
木曜日、金曜日は薄商いの中でもみ合っています

ユーロドル 来週の展望と戦略
ユーロドル関係で来週予定されている指標発表は以下のとおりです(間違い、抜けがあるかもしれませんので必ずご自身でも確認してください)
米国
火曜日(11/29) コンファレンスボード消費者信頼感指数
水曜日(11/30) ADP雇用者数、実質GDP(改定値)、中古住宅販売成約指数
木曜日(12/1) 新規失業保険申請件数、PCEデフレータ、ISM製造業景気指数
金曜日(12/2) 雇用統計
欧州
水曜日(11/30) 消費者物価指数
木曜日(12/1) 雇用統計
▽ユーロドル日足

ユーロドルは買い場探しだと考えており、本来ならば引き付けて押し目で買いのスタンスで臨みたいところ
①レンジ内の動きになる場合はレンジ下限での反発をみてロングしたくなります
ただし、想定はあくまで荒れ相場。ここは慎重になりたいですね
特に③急激な上昇となって場合に飛び乗りしたくなりそうですが、①のレンジの動きがちょっと行き過ぎた(はみ出た)だけなのか、本格的な上昇なのかは見極めたいところです
また、念のため指標等をきっかけにして②下降トレンドに転じる可能性も頭に入れておきたいと思います
なお、ユーロドルは9月や10月上旬に比べて落ち着いた相場になっていますが、ウクライナ情勢等まだまだ予断を許さない状況にあります
何かのニュースをきっかけに大きく動かしてくる可能性もありますので、トレードする際には逆指値、損切ラインをしっかり見定めた上で引き付けてからのトレードを心がけたいですね
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4.ポンドドル
▽ポンドドル1時間足

一週間のおさらい
ポンドドルも週明け早々からドル買いが進みましたが、火曜日には月曜日の下落分を取り戻しており、水曜日にはさらに大きく上昇しています
木曜日、金曜日は薄商いの中でもみ合いとなりましが、週を通してポンドの力強さの継続を感じる流れになりました

ポンドドル 来週の展望と戦略
ポンドドル関係で来週予定されている指標発表は以下のとおりです(間違い、抜けがあるかもしれませんので必ずご自身でも確認してください)
米国
火曜日(11/29) コンファレンスボード消費者信頼感指数
水曜日(11/30) ADP雇用者数、実質GDP(改定値)、中古住宅販売成約指数
木曜日(12/1) 新規失業保険申請件数、PCEデフレータ、ISM製造業景気指数
金曜日(12/2) 雇用統計
▽ポンドドル日足

ポンドに関しては非常に強さを感じています
筆者はずっと買い場を探しているのですが、上昇が強くなかなかうまく押し目を拾えていない状況です
来週は米国の重要指標もありますが、そもそもポンドドルは上昇の行き過ぎ感も相まって買うに買えないといった状況
①このまま上がっていくのか、②一旦は調整の下げが入るのか
下げるにしてもこれまでの動きが大きかったので、③深い位置まで下げる可能性も想定しておきたいところ
そんなことを言っていたらいつまで経っても買うことができないのですが…
どちらにしても来週はリスクオフ週間。とりあえずは慎重に観察することになりそうです
また個人的に、ポンドドルはダマしが多い通貨ペアだと思っていますので、多少の動きには飛び乗らないように注意したいと考えています
値動きが大きいですのでロットは小さく、利確損切は深めに
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5.豪ドルドル
▽豪ドル米ドル1時間足

一週間のおさらい
豪ドルについても、月曜日はドル買い、火曜日水曜日はドル売り、木曜日金曜日は揉み合いという流れになっています

豪ドルドル 来週の展望と戦略
豪ドルドル関係で来週予定されている指標発表は以下のとおりです。なお、朝スキャに影響する可能性があることからオーストラリア及びNZの重要度の低い指標も記載しておきます(間違い、抜けがあるかもしれませんので必ずご自身でも確認してください)
米国
火曜日(11/29) コンファレンスボード消費者信頼感指数
水曜日(11/30) ADP雇用者数、実質GDP(改定値)、中古住宅販売成約指数
木曜日(12/1) 新規失業保険申請件数、PCEデフレータ、ISM製造業景気指数
金曜日(12/2) 雇用統計
豪州
月曜日(11/28) 9:30小売売上高
水曜日(11/30) 9:30住宅建設許可、9:30消費者物価指数
NZ
水曜日(11/30) 6:45住建設許可、9:00ANZ企業信頼感
▽豪ドル米ドル日足

これまで筆者は、豪ドルに関しても基本的には買い場探しのスタンスでいましたが、ロングで入る手がかりがないため様子見としてきました
ここから①レンジの動きになるのであれば下限での反発をみてロングをとるのも面白そうですが、来週想定している荒れ相場では慎重になりたいところですね
③の上昇の動きを捉えていくのが本命になりそうですが、①のレンジの行き過ぎ(はみ出し)との見極めが必要かと思います
ダマしだダマしじゃなかったと右往左往するくらいなら様子見の方がいいと思います
念のため指標の内容によっては②下降トレンドになる可能性も想定しておきたいところ
筆者としては、荒れ相場に手を出すとロクなことがないのでリスクオフでいきたいと思います
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7.一週間の運用実績
■今週(11/21~11/25)のミラートレード(GemForex)運用実績
全体 計 +28,700円
GemForexでミラートレードにチャレンジしたい方はコチラから(新しいタブで開きます)

なお、記載している金額は100万円で運用した場合を想定し調整したものであり、実際の筆者のトレードとは異なります。また、筆者の運用(各システムに合わせたロット数の調整、稼働停止、手動決済)による損益ですので、実際のシステムをフル稼働した場合には本表より良い(or悪い)パフォーマンスとなる場合があります
(1)朝スキャ系EA部門
順位 | システム名 | 11/21~11/25 | 備考 |
1 | swallow blizzard | +12,200円 | |
2 | ALNAIR_mirror | +1,300円 | |
3 | eagle blizzard α | +0円 | |
4 | Beard Cutter4_GE | -8,600円 |
(2)デイトレ、ナンピンマーチン系EA部門
順位 | システム名 | 11/21~11/25 | 備考 |
1 | HAPPY | +10,400円 | |
2 | EURUSD(TMA) Scalper B | +7,600円 | |
3 | LowRisk | +4,900円 | |
4 | Dragon 2.0 | +2,800円 | |
5 | Up | -1,900円※ | 小ロット運用中 ※手動損切による |
– | トライシューター | 長期手動停止中 | デモ口座運用中 |
– | Astable | 稼働停止 | システム破綻 |
現時点(2022.10)では、自動売買についてはGemForexのミラートレード(EAにより運用されているもの)のみで運用しております
現在フォワードテスト中の自作EAに集中するため、個人使用のEAについては運用を中止し、ミラトレの方でラクをさせてもらっている状況です
・本記事は筆者の個人的見解を示したものです
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・投資を行う際は自己の判断により、自己責任で行ってください
・記事内で紹介されている企業等の意見を代表するものではありません
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・本記事で紹介している商品・サービスの詳細につきましては、各企業等へご確認願います
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・本記事の内容及び見解は作成日または更新日当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません
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